欺瞞飛行

giman hikou ――本やゲーム、その他よくわからないブログ

DwarfFortressで巨大ダムを作ろう!〈7〉

前回はこちら

ダム要塞「Pagecrows」140冬~142年夏

完成

やっと!
ゴブリンも来ないしメガビーストも全く来ない中、ドワーフたちがひたすら穴を掘り、ブロックを積み上げる日々を延々続け、やっとダムが完成! 長かった。設計図を作ってからリアル1ヵ月かかってしまった。


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これが一番上層からの全景画像である。

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stonesenseを使用した3D表示だとこんな感じだ。

取水部

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ダムは、この川から水を取る(川の2倍の太さの水路を掘ったので川に見えないが)。また、マップ外に流れ出る水を止めてダムに集中させるため、端っこで川をせき止めた。
これは川の水を減らさないと作れないため、ポンプをたくさんつくって汲み出すか、川底に下から穴を開け(階段でもいい)水を地下に流すなどが必要である。今回は後者の方法で作った。
この小ダムの作り方などについては英wikiで詳しく解説がある。

胸壁

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ダムの胸壁の最上部。ダムの水があふれないよう、3ヵ所から水が落ちるようになっている(水は水源の高さ以上には上がらないという性質上、何もしなくてもあふれることはないのだが、雰囲気である)。
間のスペースは食堂にした。ガラス窓から外を見ればかなりいい眺めだろう。

地上

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こちらはダム排水部分。このダムは普段は水位調整分しか放水しないが、緊急時には下部の排水口から、たまった大量の水を一気に開放することができる。まあ別に緊急時なんてないので、遊びでやるのだけど。
開放された水は高い壁に囲まれたプールに落ち、そこから川に合流して画面外へと流れ出る。

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stonesenseで正面から撮る。ところどころにある緑のつぶつぶは、ドワーフのゲロである。
地中や屋内でずっと暮らしているドワーフたちは、たまに外に出て太陽に当たると気分が悪くなり、吐いてしまう。ミーティングホールなどを屋外に設定して、定期的に太陽にあたるようにすれば吐かないのだが、この要塞はそんな配慮はしていない。
このゲロはいつまでたってもなくならないので、消したいときはDFhackのcleanコマンドを使うといい。

ダム穴

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ダムロマンの一つである「ダム穴」も作ってみた。
ダム内中腹、高さの異なる2ヵ所に設置した。
bridgeでふたをしてあり、レバーで開放する。穴から入った水は地下洞窟へ排出される。

注水!

さて、いよいよ注水である!
感動の瞬間! ……と言いたいところだが、ダムの排水などのシステムを整える段階で、何度も注水(DFhackコマンド利用)して試行錯誤をしてきたので、今さら大きな感慨はないのである……。

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こちらはダム管理棟最上階の管制室である。
注水部のレバーは一番下。ポチッとな!

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注水開始!

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次回、水がたまったダムをお見せして、今回のプレイレポ最終回になると思います。

DwarfFortressで巨大ダムを作ろう!〈8〉 - 欺瞞飛行


建設のようすを、更新ごとにDF Map Archiveに記録していきます。全容が知りたい人はぜひ見てみてください。
今回更新分はこちら↓

Pagecrows - 142 Late Autumn by Barbieri